とあるお客様の事業承継に係る案件で、スキームを先に進めることが内々に決まり、近く株主総会が開かれることになりました。
お客様と初めてご挨拶をさせていただいてから、関係者各位の調整を経てやっとスタートを切るキッカケとなる株主総会が・・・という所です笑
国内の中小企業において喫緊の課題である事業承継ですが、なかなか進まないと言われるのは、スキームありきでは進められることができず、金銭だけではない関係者各々の気持ちが大きく関わってくるからではないかと考えております。
本件も事業を承継させる側の方からご依頼をいただいてから、ずっと関係者の方にご納得いただける説明のお手伝いをさせていただいておりました。
当然お金や税に関する部分も担いましたが、「何をやるのか?」「どうやるのか?」「なぜやるのか?」といった、どうすれば採用しようとしている方法を選択し進めることが最もベターなのかを伝えるお手伝いで、おおよそ『税理士業務』からはかけ離れた内容でした。
もしかすると、「伝えたいことが伝わっていないから関係者がそれで良いのか判断できない」ことも事業承継が進まないことの一因なのではないかなぁと思いました。