従業員さんの昇給についてご相談をいただく機会が増えました。
物価高になっていること、また各種報道でもある通り大資本企業が軒並み昇給をしていることから、従業員さんを大切にするという観点からやはり必要なことだと認識されていらっしゃるのかと思います。

もともと従業員さんを大切にすることを標榜しているため、こういう世の中でなくても十分なお給料をいかに支給できるかというところがお伝えしていることの軸の一つになっております。
消費者物価指数等から考えた昇給額と、実際にそうした場合に必要な利益を会社が確保できるのか？、財務的に問題は無いか？、その他のコスト増加による会社への影響はどのくらいか？etcについて経営数字を元にシミュレーションをして社長の想いを数字で後押しするコンサルタントとしてご説明差し上げております。

当然、現状によっては闇雲に昇給をすれば良いわけではなく、財務的な対策をとった上で行うことになる会社さんもいらっしゃいます。
まさに計画がより必要とされる局面が来ているのではないかと感じております。

「利益は後からついてくる」
利益が出てから昇給をするのではなく、人件費をコストとして考えず目的のひとつとしているため先に昇給をする。そのために利益が後からついてくるように計画達成に向けての協力を仰ぐ。