DXと会社の未来像

DXが叫ばれるようになり、またインボイス制度導入に伴い、補助金もあるので併せて色々なシステムの導入を検討いただく機会があります。

その際に「自分の仕事がなくなる」と従業員さんが抵抗されることがあというお話を聞きます。

我々は経理の方と接する機会が多いので経理の方を例にしていうと、経理の仕事を「仕訳を入力すること」や「数字をまとめる」ことと定義している(仕事を定義せず従業員さんにそう思わせている場合も含みます)とこうなりがちです。

経理の仕事は「経営者(や部署長)に対して意思決定や判断に資する数字をタイムリーに上げること」と定義をしっかり設けることで、仕事はなくならないことを伝えてあげることが大事だなと思います。

それだけでなく、会社・組織の未来像を提示して、どこに向かっているのかを示し従業員さん自身がどこにいるのか、どうなっていけばいいのかを認識させてあげる必要もあると思います。

そして、市場や環境に合わせて会社が変わっていく中で従業員さんも変化していかなければならないことも知らせてあげることも大切です。

そのためにも、経営者は会社の未来像を示し、今後どうなっていくのか、どう変わっていくのか、どう従業員さんを大切にしていくのか等を適宜示し伝えていかなげればならないと考えております。