東京事務所のセカンドオピニオンサービスとは?【後編】

前回に引き続き、インタビュー形式で竹田・菊地税理士法人 東京事務所の業務「セカンドオピニオン」について深堀したいと思います!!

〇前回は経営・財務に係るセカンドオピニオンサービスの概要でしたが、他にも種類があるんですよね?

高橋:事業承継・相続にかかるセカンドオピニオンがもうひとつの軸ですね。

〇こちらはどういったサービスでしょうか?

高橋:基本的には経営・財務と同じで、「現在の税理士さんが事業承継や相続に強くない場合に、そこを弊所で補完します」というものです。当然、会社の決算等は現在の税理士さんでそのままご継続いただきます。

〇竹田・菊地税理士法人 東京事務所さんではそこに強味があると。

高橋:そうですね。会社経営が絡む相続を起点にご相談をいただく機会が多いです。
「事業」は経営や財務を含んだ概念なので、前回の経営・財務セカンドで行ってるような内容を提供することもあります。安定しない会社だと引き継ぐ人が困ってしまいますからね。
加えてやはり経営計画書を作ることですね。会社の未来への構想、ビジョン・戦略を共有する必要がありますが、口頭だけだと共有は厳しいですし、モノが無いとチェックができないですし。

〇今、中小企業の事業承継がホットな話題にもなっていますね!

高橋:高齢化社会になっていますので、自然と経営者も高齢になりますし、事業の引き継ぎ手も限られますし、ただ日本を支えているのは中小企業ですし、とはいえこういう社会情勢ですし・・・・・と課題や悩みを掲げるとキリがありません(笑)

〇難しい所とかはあったりしますか?

高橋:難しい所だらけですね(笑)ウルトラCみたいなもので解決できるケースはほとんど無いですし、方法としては良いんだろうけど感情的にやりたくないとか・・・これも挙げるとキリがないです。
ベストな方法というものはなくて、場面場面でよりベターな方法を選択して積み重ねていくしかないという所でしょうか。常に色々考えています。あらゆる手段を考えた上で選択する・しないを決めるので、考えるのもかなり大変です。

だからこそ我々にご依頼をいただけるのかなぁとも思います。

〇どういった依頼の仕方をされる方が多いでしょうか??

高橋:お客様からはお悩みやお困り事をいただいて、我々で手段をご提示して選択をしていただくという感じで、「こうしてくれ」というものはあまりありませんね。
依頼の仕方・・・(少し悩む) 基本的に期間を区切ってご契約をいただいております。半年とか1年とか。
あくまでセカンド、必要な部分の補完ですからね。当然、期間が終わったらサヨナラではなく、継続という選択肢も設けています。
経営に決まった形はありませんし、経営のバトンを渡したらオシマイというものでもありませんからね。

〇HPに出る時は文字になってしまうのでサラサラとご回答いただいているように見えてしまいますけど、表情から難しさがにじみ出ていますね

高橋:悩ましくて難しいからこそ、寄り添い一緒に考えることができる我々がお手伝いできる分野だ!!と思ってはいるんですが、悩ましくて難しいんです(笑)

〇なかなか想像しづらいセカンドオピニオンについて前後編モノでお伺いしました。
こういう税理士事務所さんとのお付き合いの仕方もあるんだなと新たな発見がありました。ありがとうございました!!